ハイテク航空産業

felicarayo2004-05-13

本日の特別講義にて、講師の某社の方から航空機開発の現場のお話を聞きました。ちょっと眠りに落ちましたけど(死) 航空機といえば、やたらめったらコストが高いイメージがありますが、お話を聞いていると、随分とコストを抑える為の技術を持っていて、活かされているそうです(部品作る時に必要な型も、オス型のみにして費用を半分に削減したりとか・・)
その他、面白かったのは飛行機の外壁の厚みの話。軽量化の為に、必要なところは厚く、そうでないところは薄く、ということを、エッチング(腐食液に漬けて溶かすアレです)で加工してるそうで、傍から見ると、まるで等高線が描かれているようでした。ちょっとだけミニ四駆の軽量化の話とか思い出しました(笑) それから、1機に必要な部品点数が300万個だそうで・・ケタがおかしいですよ・・。
911テロ以降、生産台数に大打撃を受けているそうで、大変だとは嘆かれていましたけれど、お話を聞いていると、技術を含めパワーはまだまだ失われていない様子でした。自分も将来、こんな風になれたらなぁと思うワケですが、こういうお話はもっともっと、若い人たちにもしてやって下さいとも思います。もっと、自分の国にパワーを感じられるんじゃないかな。そしたら、理系離れもちょっとは解消するんじゃないかと。
プロジェクトX見たくなってきました。そして、自分はこれからも、工学に関わって人生過ごしてみたいなぁ。